先日中国に行ってきたのですが、困ったことがありました。
それは、Googleのサービス全般(google検索、gmail、google maps等)やLINE、facebookなどが利用できないことです。
中国では金盾と呼ばれる中国政府によるインターネットの検疫システムがあるのですが、それに上記サービスが引っかかっているようで利用できないようです。
せっかくホテルでWiFiが利用できても、ネット検索もできないのは大変不便でした。
百度(バイドゥ)という中国のgoogleのような会社のサービスを利用すれば検索や地図アプリを使えないこともないのですが、なんとなく敬遠。。。
そこで中国に行ったときにGoogleやLINE等を利用する方法をご紹介します。
中国でGoogleやLINEを使う方法!!
その方法はずばり VPNを使え!! です。
VPNとはVertual Private Networkの略で専用線ではなくインターネット回線を利用して専用線のようなネットワークを構築する技術です。
詳しいことは抜きにしてもう少し簡単に言うと、
中国国内のネットワークからは直接GoogleやLINEが利用できないので、中国からアクセスできる中継サービスを利用して間接的にGoogleやLINEを利用してしまおう!!という発想です。
VPNなんてよくわからないしどうせお金かかるんでしょ!?とお思いの方。
まず、サービスによっては無料で利用できるものもあります。また、最近のスマホにはあらかじめアプリが入っているので設定さえしてしまえば余計なアプリもインストールする必要もありません。
無料で利用できるVPNサービス
海外ではあやしい無料のVPNサービスもありますが、管理人がおすすめするのは筑波大学が提供しているVPN Gateというサービスです。
日本の大学(しかも筑波大学)が提供してくれるサービスであればかなり信頼性はあると思ってよさそうです。
VPN Gateを使ってみよう!!
VPN Gateを利用するには公式サイトにアクセスし接続情報を知る必要があります。
手順は以下3つです。
- 「L2TP/IPSec」にチェックを入れる。
- 「サーバー一覧を更新」ボタンを押す。
- 検索結果から接続先(IPアドレス)を控える。
注意することとしては設定は日本国内にいる間に済ませておきましょう。というのも、中国についてから検索して設定しようとしてもGoogle検索が利用できなくなっていますので面倒です。
また、日本国内で設定するときにDDNS名で登録しても接続できたのですが、中国についたら接続できずIPアドレスを直接指定したらVPNへ接続できるようになりました。なのでIPアドレスを控えておくとよいと思います。
スマホの設定
通常 PC等でVPNを利用する場合は専用ソフトが必要だったりするのですが、最近のスマホにはアプリがすでにインストールされているので設定するだけで利用できます。
以下はiPhoneに設定する場合の設定例をご紹介します。
「設定」 -> 「一般」 -> 「VPN」 -> 「VPN構成を追加…」を選択。
タイプ | L2TPを選択 |
説明 | なんでもよい。 |
サーバ | 先ほど控えたIPアドレス |
アカウント | vpn |
RAS SecurID | OFF |
パスワード | vpn |
シークレット | vpn |
すべての信号を送信 | ON |
iPhone VPN利用方法
VPNの設定が完了したら、あとは接続です。
「設定」 -> 「VPN」をONにします。
設定が正しければ画面上部にVPNというアイコンが付きます。
この状態でGoogle検索やgmailを利用すればあとは勝手にVPN接続してくれます。デメリットとしては通信速度がかなり遅くなってしまうことですね。
なのでVPN接続が不要な場合はVPNアクセスをOFF(「設定」 -> 「VPN」をOFF)にしておきましょう。