フランス観光 魔法の宮殿 ヴェルサイユ宮殿を巡る

2012年ヨーロッパ3ヶ国周遊の旅。8日目です。

残す日程もあと2日となり、今日はヴェルサイユ宮殿へとやってきました。

パリから電車で30分ぐらいでしょうか。

ツアーだとバスを利用して連れて行ってくれて楽チンなんですが、なんてったって費用が高いのと滞在時間が短いので自力(電車)で行くことにしました。

ルートはいくつかあるようですが、「高速郊外鉄道RERのC5線のルート」を利用しました。

まずはホテルからメトロで「Champ-de-Mars-Tour Eiffel(エッフェル塔)」へ。そこからRERに乗り換えですが、ここがちょっと難しいです。

RERに乗るには一旦、メトロの改札を出て切符を購入する必要があります。目的地は「Versailles-Rive Gauche (ヴェルサイユ・リヴ・ゴーシュ)」になりますのでそこまで切符を買って、RERに乗ってください。

(このRERは治安があまりよくないらしいです。荷物等はしっかり管理しましょう。)

「Versailles-Rive Gauche (ヴェルサイユ・リヴ・ゴーシュ)」駅で降りたらあとは人の流れに身を任せれば(どんだけ人任せなのか。。。)ヴェルサイユ宮殿に到着です^^;

異文化交流ですね^^

さて、ヴェルサイユ宮殿の入り口に到着しましたが、黒山の人だかりが。

そうです、この人たち全員ヴェルサイユ宮殿のチケット購入で並んでいます。

なので、ヴェルサイユ宮殿見学をする場合はなるべく朝一で来ることをオススメします。

また、ここでもやっぱりミュージアム・パスを利用します。しかもミュージアム・パス専用の入り口がありますので、断然こっちのほうが早いです。

ヴェルサイユ宮殿しか利用しなくても購入しておくとよいでしょう。入り口は宮殿に似つかわしくない近代的なガラス製の建物でした。

さて、ヴェルサイユ宮殿とは太陽王ルイ14世が立てた宮殿です。1661年に宮殿建築を開始し、約50年間の工期を費やして完成させたそうです。

「パンが無ければケーキを食べればいいじゃない」で有名なマリーアントワネットもここに住んでいました。

当時の貴族は贅沢の極みを尽くしていたのですが、フランス国民は貧困を極めていました。その日食べるものにも困ったフランス国民がヴェルサイユ宮殿に押し掛けたときに、言い放ったのが先ほどの言葉です。

その後まもなくしてフランス革命が勃発し群集がヴェルサイユ宮殿に乱入。王国一家はパリへ逃れました。その後、マリーアントワネットは処刑されるのですが、処刑されるまではコンシェルジュリに幽閉されていました。

ヴェルサイユ宮殿の見所はなんと言ってもきらびやかな建物と広大な庭です。

では参りましょう。

王室礼拝堂

宮殿に入ってまずはじめに目に飛び込んでくるのがこの王室礼拝堂です。マンサールさんが設計した礼拝堂になります。作成中にマンサールさんは亡くなってしまったので代わりに義弟が1710年に完成させたものです。

ヘラクレスの間

ヴィーナスの間

1670年代に作られた、バロック様式の部屋。天井にはヴィーナスが描かれています。

マルスの間

儀式が行われる際に衛兵の間として利用されていたホールです。のちに舞踏会の間とも呼ばれるようになります。

鏡の回廊

正殿と王妃の居室をつなぐ回廊です。2007年に改修され往年の輝きを取り戻しました。観光客でいっぱいです。

王の寝室

王たちが朝の引件と就寝前の接見式を行った場所です。

王妃の寝室

3人の王妃が利用し、19人の王の子が誕生しました。当時は出産は一般公開されていたようです。

戴冠の間

ナポレオン1世の戴冠式が飾られています。しかしこれはレプリカです。本物はルーヴル美術館にあります。


見える範囲すべてがヴェルサイユ宮殿の敷地です。庭園の観光だけで何時間も必要です。

ヴェリブではないですが、自転車のレンタルがあります。広大な庭園をスムーズに回るためにも活用しちゃいましょう。(歩いて回るのは大変ですよ)

マリーアントワネットが田園生活を夢見た安らぎの場所「プティ・トリアノン」ここは愛の神殿です。なんでもマリーアントワネットが愛人と逢瀬を重ねていたらしいです。

1日ですべてを回るのは不可能です。回れなかった場所は次回のお楽しみとしましょう。

これにてヴェルサイユ宮殿観光を終了しパリへ戻ります。

つづく。

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