フランス・パリ旅行で失敗しないための基礎情報

フランス・パリ旅行で失敗しないための基礎情報(通貨と為替レート、時差、旅行日程とフライト情報、ベストシーズン、公用語、治安、移動手段、レストランやホテルについてのTipsなど)をお教えします。パリの概要を知って旅行に備えましょう。

 Original Update by Guillaume Baviere

通貨と為替レート

フランスはユーロ圏なので€(ユーロ)が利用されています。2014年4月時点では1€140円程度です。紙幣は€5~500までの7種類ありますが100€は日本円で1万4千円の価値になります。それ以上の紙幣は高額すぎるのでなくてもよいでしょう。
日本と違いコンビニでもクレジットカードの利用が一般的です。現金よりもカードを利用するほうが為替レートがよいですし、現金を持ち歩くという意味ではカード利用のほうがセキュリティ面でも安全です。

時差はどのぐらい?

日本とフランスの時差は-8時間です。しかしフランスはサマータイム制が利用されていますので、サマータイム時期は日本とフランスの時差は-7時間になります。
サマータイム時期は年によって開始日と終了日が違うのですが、概ね3月末~10月末と覚えておきましょう。

旅行日程とフライトについて

成田からパリまでの直行便でフライト時間が大体12~13時間かかります。往復で1日分の日程を消費してしまいますので最低でも4泊6日ぐらいあると思います。

2014年4月現在、直行便はJAL、ANA、フランスのエールフランスの3社。

ビザについては、6ヶ月間で90日以内の観光の場合は不要です。

宗教

カトリックが約62%、イスラム教が約6%、プロテスタントが約2%、ユダヤ教が約1%

パリのベストシーズン

ベストシーズンは6月から10月と言われています。日本よりも北に位置しますので同じ時期の日本よりも寒いです。時期によっては防寒対策は忘れずにしましょう。7月ぐらいになると気候もよく半袖、短パンの観光客も多くなります。また、その時期は現地時間の22時ぐらいまで明るいため長い時間パリ観光を楽しむことができます。

冬場は逆に閑散期になるので安くパリ旅行をしたい方にはチャンスです。ただし、本当に寒いです。

公用語

フランスの公用語はフランス語です。英語も併用できる人が多いと聞いていましたが、体感的にはあまり通じないことも多いように感じました。

治安

スリが多いので気をつけてください。特に電車の中や人ごみは注意しましょう。サイフをポケットに入れない、かばんは空いたままにしないなど対応するとともに、不自然に人が寄ってきたら注意しましょう。

移動手段

パリの一般的な移動手段は電車(メトロ)です。メトロ路線図を用意しておくとよいでしょう。パリ内であれば一律料金になります。またもっと一般的なのはカルネといって回数券を利用することです。メトロの券売機で購入することができます。

メトロに乗っていると楽器を持った方達が乗り込んできて演奏をはじめます。演奏が終わるとチップを要求してきますが強制ではないので断っても問題ありません。断る際も特に言葉を発する必要もなく、目を合わせないなどしているうちに去って行きます。

そのほかレンタル自転車サービスのVelib'(ベリブ)を利用するのもよいでしょう。パリの街並みを楽しみながら目的地まで移動できます。

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お水事情

水道水は石灰質を含む硬水のためなるべく飲まないようにしたほうがよいでしょう。また、レストランで水をオーダすると有料になる場合があります。

無料の水がほしい場合は「ユヌ カラフ ドー スィル ヴ プレ」と言いましょう。

また、ヨーロッパ圏のミネラルウォータは炭酸水の場合があります。

  • 炭酸ガス入りの場合は「ガズーズ」
  • ガスなしの場合は「ノン ガズーズ」

と言って注文しましょう。

チップは必要?

チップは基本的に不要ですが、気持ちとして渡したい場合はサービス料金にもよりますが1€~10€ぐらいを渡すとよいでしょう。高級レストランでは食事代の5%前後が目安のようです。

トイレに行きたい場合

外出時にトイレに行きたい場合はホテルやデパートなどの商業施設で済ませましょう。有料の場合が多いので小銭を用意しておくとよいでしょう。掃除の係員がお皿を前に置いて座っている場合もありますのでその場合は€0.50を渡しましょう。

その他Tips

デパートやホテルで日本で言う1階はフランスでは2階になります。

フランスの1階は「0」または「R」と表示されていますので注意しましょう。

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